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我が身を売る天然記念物![シロヘビ観覧所]
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 名勝の錦帯橋で知られる岩国市にはご自慢の天然記念物がいる。全身真っ白で目だけが赤く輝いているシロヘビである。市内には2か所のシロヘビ観覧所があるが、錦帯橋を渡った吉香公園にある観覧所が観光のついでに便利だ。
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世界初の人工雪[中谷宇吉郎雪の科学館]
中谷宇吉郎雪の科学館
中谷宇吉郎雪の科学館

 北陸の温泉の中心駅として知られるJR加賀温泉駅は、近代化されたターミナルで、温泉場という情緒に乏しい。この温泉駅からは、山代温泉、山中温泉といったそうそうたる北陸の名湯に行けるのだが、駅自体は完全に中継地点という感じだ。
 そんな北陸の名湯のひとつ、片山津温泉は駅からタクシーで10分ほど。 霊峰白山を望み、柴山潟という汽水湖の畔に広がるこぎれいな温泉街だ。

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田園調布に巨大古墳群を見た![田園調布]
田園調布古墳展示室
田園調布古墳展示室

 4世紀から7世紀にかけて築かれた巨大築造物・古墳。これを東京近郊で気軽(?)に楽しもうと思ったら、田園調布に行くに限る。
 泣く子も黙る高級住宅街を多摩川堤へ抜ける。古墳に直行するなら多摩川駅で降りた方が近い。多摩川に沿って広がる多摩川台公園には、全長100m級の前方後円墳が鎮座している。

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日本初の野外博物館の現在[日本民家集落博物館]
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飛騨白川の合掌造りにはじまり、南部の曲り家、椎葉村の民家、奄美大島の高倉、大阪堂島の米倉、堺で使われていた風車など11棟の民家が、大阪の服部緑地に集まっている。

集まっていると書いたのは、文字通り敷地にぽんぽんと置いたように建っているからで、岩手の南部曲り家の次に香川県小豆島の農村歌舞伎舞台、さらに越前敦賀の民家という具合に、地域もへったくれもなく代表的民家が登場してくるのである。

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オープニングにひとくせあり[アクアマリンふくしま]
アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしま

 2000(平成12)年開館の「アクアマリンふくしま(ふくしま海洋科学館)」は、大型水族館の中では新しい方の部類になる。
 普通、この手の新しい水族館は、最初に観客を「わーっ」と言わせて盛り上げようと、カツオやマグロなどが泳ぐ大水槽を配することが多い。だが、そのあとが続かない。そうそう大物ばかり飼うわけにもいかず、小物の水槽が続くので、ルートの後半に行くに従って、観客が小さい水槽をのぞき続けることに疲れ、飽きてきている様子がよくわかる。最初に討ち入りを見て、そのあとビデオを巻き戻して頭から『忠臣蔵』を見るようなものである。

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