2001年 の記事アーカイブ

「町工場」の復元展示[日本工業大学工業技術博物館]
日本工業大学工業技術博物館
日本工業大学工業技術博物館

その名の通り、館内にずらっと圧倒されるほど工業機械が並んでいる。明治期から現在に至るまでの機械類が、旋盤、自動旋盤、フライス盤、研削盤、プレス…というようにジャンル分けされて整然と並んでいる様も壮観だが、長々と横たわる全長21mのガスタービンにも目がひかれる。まるで巨大なドリルのようだ。

その隣にぽつんと小屋が建っている。東京の下町にあった町工場を復元したもので、室内に所狭しと置かれた機械からはベルトがのびていて、天井を通るシャフトにつながっている。

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人の道をゆく—我ら如何に進むべきか—[関門国道トンネル人道]
関門海峡と関門橋

 昔ならば進むべき道は決まっていた。あるいは先に行った人が教えてくれたものである。
 ところが最近では、どう進むべきであるかということをやたらと迷う人が増えてきた。人の道を外れても大丈夫だとすら思っているのである。

 それはそうだ、自動車に鉄道に船もあるのだから。
 関門海峡の話である。

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実は意外に子沢山![伊勢 夫婦岩]
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 伊勢といえば夫婦岩。これを拝まなきゃ始まらない。
 岩の名前をいわれてピンとこなくても、誰でも一度くらいは伊勢の旅行パンフなどで、ぽっかり浮かぶ大小ふたつの岩に注連縄が張られている写真を見たことがあるだろう。で、大きい岩のほうには鳥居がちょこんと立っていたりする、あれである。

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“おしん”の奥津城[山居倉庫/庄内米歴史資料館]
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 1983(昭和58)年7月、国鉄酒田駅前に全高1.3mの少女の等身大像が建った。子守姿をして、いかにも奉公人という感じのその少女像は、当時、飛ぶ鳥落とす勢いだったNHK朝の連続テレビ小説「おしん」にちなんだものだった。
 最上川上流にある寒村の小作の子に生まれたおしんが、一人一膳の大根飯がやっとという貧困ゆえに幼い頃から酒田の米問屋などに奉公に出され、苦労をしながらやがて自立する—という橋田壽賀子作のこのドラマは、平均視聴率52.6%という空前の人気を呼び、4月の放映開始から早3か月で、舞台となった酒田駅前に等身像が建つまでになったのだ。

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思わず奥歯がうずく、日本唯一の医学博物館[医の博物館]
医の博物館
医の博物館

 日本で唯一の医学博物館が新潟の日本歯科大学にある。医学史を教育研究し、同時にその収集した史料を公開する施設である。
——と書くと、なにやらお堅そうな研究室のイメージが浮かんでくる。

 入館するとまずは文書資料のコーナーで、日本最初の腑分(人体解剖)を記録した山脇東洋の『蔵志』やダーウィンの『種の起源』をはじめ、ジェンナー、大槻玄沢、ナイチンゲールなどの原本が並ぶ。
 同時にそれら先人たちの肖像画も掲げられ、なかなかおごそかな雰囲気。ここまでは予想通りか。

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