博物的話題カテゴリーの記事

奈良時代の疫病退散! 平城宮跡資料館で企画展示
平城宮跡資料館
平城宮跡資料館

写真は平城宮跡資料館の常設展示。出土資料のほか、奈良時代の暮らしや文化にまつわる展示も

平城宮跡資料館(奈良市二条町)では、古代の人々の疫病対策について取り上げる企画展示「古代のいのり—疫病退散!」を開催している。会期は、2020年6月16日~7月19日の予定。

現在、新型コロナウイルス感染症をめぐって予断を許さない情況が続いているが、奈良時代にも天然痘とみられる疫病が九州(大宰府管内)で起こり、一度は収束したものの、再び流行して畿内に達し、平城京にも災禍をもたらした。

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アマビエ、新型コロナ後に初の公開 姫路で
肥後国海中の怪(アマビエの図)
肥後国海中の怪(アマビエの図)

アマビエを描いた唯一の資料が新型コロナ流行後、初の公開。「肥後国海中の怪」(京都大学附属図書館所蔵)より

昨今の新型コロナウイルス感染症流行に際して、SNSで話題になった江戸時代の妖怪「アマビエ」。
その姿を描き写した摺り物は京都大学附属図書館にただ1点伝わるのみであるが、このアマビエ画が、兵庫県立歴史博物館(兵庫県姫路市)の特別展「驚異と怪異—モンスターたちは告げる」で公開される(会期:2020年6月23日〜8月16日)。

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『まじないの文化史』、新潟県立歴史博物館監修で発売
『まじないの文化史—日本の呪術を読み解く』(新潟県立歴史博物館監修・河出書房新社)
『まじないの文化史—日本の呪術を読み解く』(新潟県立歴史博物館監修・河出書房新社)

『まじないの文化史—日本の呪術を読み解く』(新潟県立歴史博物館監修・河出書房新社)。2016年の同館の企画展「おふだにねがいを」が、ボリュームアップして書籍化された

新型コロナウイルスで、アマビエが注目されたように、むかしの人々もさまざまな「まじない」で、疫病などの災いを除けようとした。

新潟県立歴史博物館監修の『まじないの文化史—日本の呪術を読み解く』(河出書房新社)は、古代の土器に残された呪術の痕跡、古文書の記録、さらに現代の民俗事例、神社仏閣の祭事・護符に至るまで、博物館ならではの手広さで、日本の呪術の歴史とその文化的影響を俯瞰する。

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LIXILギャラリー、2020年秋に閉廊へ
farewell
farewell

住宅設備大手LIXIL(リクシル)の文化活動として知られているLIXILギャラリーが、2020年秋をもって閉廊する。

同館は、1981年に開廊した「伊奈ギャラリー」に端を発し、東京・京橋と大阪・梅田で〈住生活の未来を刺激する独自の企画・展示〉(同サイトより)をコンセプトとして、 続きを読む

ミュージアムに再開の動き 東博、科博はネット予約制
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東京国立博物館

2020年6月2日より再開する予定の東京国立博物館。当面は、本館1階(11室・12室・13室・16室・18室)、平成館考古展示室と法隆寺宝物館1階の公開となる

新型コロナウイルス感染拡大防止のための国の緊急事態宣言が解除されたことから、各地のミュージアムにも再開の動きが出てきている。
2020年6月1日より再開する国立科学博物館(東京・上野公園)、同じく6月2日より展示室の一部を再開する東京国立博物館(同)では、 続きを読む