博物的話題カテゴリーの記事

[今日は何の日]平将門命日
What day is today?

940(天慶3)年の今日、下総国猿島郡(茨城県)で討たれた。平将門は農耕期を前に兵士の大半を村に帰らせ、側近などわずかな兵のみを手元に置いていたが、この隙を突いて藤原秀郷・平貞盛らが4000の軍勢で攻め込んで、あえない最期を遂げたとされる。

だが、実は最後の決戦の時もかなりの接戦だったようだ。

続きを読む

たばこと塩の博物館で特別展「江戸の園芸熱」
たばこと塩の博物館特別展「江戸の園芸熱」
たばこと塩の博物館特別展「江戸の園芸熱」

浮世絵や江戸時代の植木鉢からたどる特別展「江戸の園芸熱」、会期は2019年1月19日〜3月10日

江戸時代、花や草木を愛でることが人々の大きな娯楽だったことは、現在でも都心の周辺に江戸時代由来の花の名所が数多く残されていることでわかる。18世紀半ばになると植木鉢の普及により、園芸を楽しむ人々が増え、時にはブームにもなった。

続きを読む

[今日は何の日]立春に卵が立つ話
朝日新聞1947(昭和22)年2月6日付
朝日新聞1947(昭和22)年2月6日付

立春の瞬間を見計らって、麹町中央気象台の技師が卵立ての実験を行った。1947(昭和22)年2月6日付の朝日新聞より

立春に卵が立つ——1947(昭和22)年の早春、突如として卵立てがブームになった。当時、2ページ(つまり1枚)しかない新聞は『不思議や 卵が立つ』とニューヨークのUP電をかなりのスペースをとって伝えている(朝日新聞1947年2月5日付)。

それによれば、元・国府(中華民国)スポークスマンの張平群氏が「天賢」「秘密の万華鏡」という二つの古書から発見したといわれ、当地の実験では最初の二つの卵は倒れたが三つめはなめらかなマホガニーのテーブルの上にみごとに立つた。時刻は丁度立春のはじまる三日午前十時四十五分であつたと報じられ、 続きを読む

[今日は何の日]節分に豆をまくとは何事か!
1873年2月
1873年2月

新暦の節分に豆をまくことを嘆く記事。『新聞集成明治編年史・第二巻』(国立国会図書館蔵)より。

「新暦の節分に豆をまくとは何事か!」——そんな記事が1873(明治6)年2月の三重新聞に載った。

この年の1月、明治政府が太陽暦を採用して新暦となったのだが、そんな新時代にもかかわらず、四日市町のある家では2月3日の夜「福は内、鬼は外」と大声にて豆まきをしていたというのだ。戸長(町長)ともあろう者が新暦の趣意を理解せず、かかる旧習をなしているとは嘆かわしいと記事は書く。

続きを読む

[今日は何の日]お花見貯金の日
桜@小石川植物園
桜@小石川植物園

寒さ本番の昨今だが、早くも桜の開花予想がスタートしている(ex.ウェザーマップ「さくら開花予想」)。

ところで、2月1日以降の毎日の最高気温を足していき、累計値が600度を超えた日に桜が開花するという話がある(withnews2015年3月17日付)。気象予報士によると、〈気温を積算して予測する手法は、桜に限らず農業全般で昔から行われてきたやり方〉であり、開花のひとつの目安とする分にはよさそうだ。

続きを読む