科学館カテゴリーの記事

タロとジロ、知られざる出生の秘密[稚内市青少年科学館]
稚内市青少年科学館1
稚内市青少年科学館1

 日本最北端の地、稚内へ来たら、ノシャップ岬にも足を運んでみよう。バス停から紅白のしまの灯台を目指し北へ歩みを進めれば、利尻富士を望む岬のかたわらに、稚内市青少年科学館がひっそりと建っている。
 戦後の稚内は、南極観測隊の前進基地としての役割を果たしていた時期があり、南極でソリをひくカラフト犬を訓練していた。かつて話題になった映画『南極物語』は、1958(昭和33)年に悪天候のため南極に置き去りにされたこの犬たちの運命を描いたものだ。

続きを読む

そそり立つ、人間の欲望[多摩森林科学園]
tamaforest4

東京近郊の人にとって、高尾といえば、高尾山が遠足やハイキングの場所として有名だが、この多摩森林科学園は、高尾山とはJR中央線をはさんで反対の北側に位置している。
もともとは1921(大正10)年に発足した帝室林野管理局林業試験場が前身であり、さらにその前は幕府の直轄領、それより以前は小田原の北条氏の古戦場だった。古戦場の時代はともかく、幕府の直轄領になった時からすでに植林が行われていたようで、当時の代官である江川太郎左衛門が1850年頃に植えたヒノキが「江川ヒノキ」として現在も残っている。

続きを読む

ネーミングは地味だが、見応え十分[いわき市石炭・化石館]
iwaki1

★2010年4月にリニューアル(これはリニューアル前の記事です)

 石炭化石というきわめて地味なネーミング(失礼!)なので、館名だけ聞くと、石炭と化石がぽつんぽつんと置いてあるだけの施設を想像してしまうが、これが予想に反して見応えのあるスポットだ。
 この施設は、かつての常磐炭田の炭坑(1976年閉鎖)の敷地を再利用して建てられた。そのため石炭の採掘の歴史はもとより、当時の生活をしのばせる炭坑住宅の再現や、この地で発見されたフタバスズキリュウ、そしてそれに関連して恐竜や首長竜の展示が並んでいるのである。

続きを読む

貴方も体験、三陸大津波[津波体験館]
唐桑半島
唐桑半島

 唐桑半島は、巨釜半造などの景勝地をかかえた風光明媚な観光地で、気仙沼駅からバスを利用する。バスは、深く切れ込んだ海岸線に沿って、右に左に大きくカーブを切りながら進んでいく。このリアス式海岸特有の地形によって三陸一帯は何度も津波の被害を受けてきた。

 そのため、ここ陸中海岸の南に位置する唐桑半島のビジターセンターには日本で唯一というふれこみの「津波体験館」が併設されている。

続きを読む

中央フリーウェイ左のビール工場[サントリー武蔵野ビール工場]
サントリー武蔵野ビール工場
サントリー武蔵野ビール工場

 ♪ちゅうおうふり〜うぇい〜、右にみえ〜るけ〜ばじょう〜とくれば左はビール工場なのだが、そのユーミンの歌にも歌われたビール工場がここである。分倍河原駅より送迎バスに乗って工場内へ。
 小ホールに通され、ビールができるまでの映像紹介。ビールと発泡酒はどう違うのかなどの解説がなされる。薄幸そうな田中裕子のCMなどを見たのち、工程順に工場内を見学。頭の中ではまだユーミンの歌がリフレインしている。

 まずは仕込室へ。実物の麦芽とホップを示して説明。食べてよいというので、麦芽を口に。節分の豆のような味。
 食べてはいけないといわれたが、ホップを口に。苦い!ビールの苦さは人生のようだなどというが、これは苦すぎ。ホップはもともと保存料として入れられたそうだ、この苦さは確かに効きそうだ。

続きを読む