鉄道カテゴリーの記事

藤沢周平が愛したローカル線[JR陸羽東線(小牛田〜新庄)]
陸羽東線
JR陸羽東線

 時代小説家の藤沢周平(1927〜1997)は飛行機が嫌いで、九州取材へも陸路で行くほどの人だったが、そんな彼が絶賛してやまないのが、宮城県の小牛田から鳴子温泉を経て、山形県の新庄へと抜けるローカル線・陸羽東線だ。
 もっとも、藤沢は鉄道作家ではないので、陸羽東線を鉄道として称賛しているわけではない。

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日本一 海に近い駅[JR信越本線青海川駅]
JR信越本線青海川駅
JR信越本線青海川駅

 旅といえば鉄道。鉄道マニアでなくても、駅自体が旅情を誘うこともある。『日本一 海に近い駅』とのふれこみのJR信越本線の青海川駅もそんな駅のひとつだ。
 ポスターやドラマのロケなどで幾度となく使われている。

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新幹線の元祖がたたずむ[交通科学博物館]=閉館
交通科学博物館
交通科学博物館

※2014年4月6日に閉館

1950(昭和25)年、最初の長距離用電車として「80系電車」が走り出した。
それまでは、電車は近距離専門で、長距離の列車は機関車が客車を牽くものと、相場が決まっていたのだが、電車は「機関車に比べて重量が軽いし、高速化しやすい」「終点での折り返しが簡単」などの利点があり、国鉄の動力近代化の一環として、この電車の登場となった。

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ケーブルカーでタイムスリップ[屋島ケーブル=廃止]
屋島ケーブル
屋島ケーブル

ケーブルカーは義経号と弁慶号の2台

★2004年に運行を休止、2005年廃止

屋島の見どころといえば山頂部から見る展望だ。では、その山頂部へはどうやってたどり着こうか? てっとりばやいのは車である。高松から山頂行きのバスで40分。マイカーなら山頂での駐車代は無料だ。

屋島ケーブル

屋島ケーブルの駅。ここから山頂まではケーブルでおよそ5分

だが、ここは、ぜひふもとからケーブルカーを使って登りたい。レトロな感じの琴電を屋島駅で降り、3分も歩くとケーブルの駅につく。このケーブルも琴電に負けず劣らずレトロで、車内の座席や窓枠などに年季を感じる。それもそのはずで、ケーブルは1929(昭和4)年に開業、車両は1950(昭和25)年の製造である。

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