博物館カテゴリーの記事

[感想後記]チャイナドレスの誕生と変化をたどる/横浜ユーラシア文化館「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」展
横浜ユーラシア文化館「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」展
横浜ユーラシア文化館「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」展

横浜華僑の家に伝わるチャイナドレスの展示からは、華僑社会の文化や家族の歴史をうかがうことができる

中国の伝統的な民族衣装と思われることが多いチャイナドレス(旗袍 = チーパオ)。だが、実際には1920年代に誕生した新しいものだ。このワンピース型の活動的な服装は、清朝が崩壊し中華民国が成立するという、新しい時代の流れの中で、より活動的な服装を求めて、満州族女性や漢民族男性の服を参考にして生み出されたという。

横浜ユーラシア文化館(横浜市中区)では、これらチャイナドレスの誕生と変化の歴史をひもとく、企画展「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」を、 続きを読む

『おにぎりの文化史』、横浜市歴史博物館監修で発売
『おにぎりの文化史』
『おにぎりの文化史』

横浜市歴史博物館で好評を博した「大おにぎり展」(2014年)を、その後の知見も盛り込んで、増補書籍化!

日本を代表する食である「おにぎり」。だがその歴史は意外にも明らかになっていない。横浜市歴史博物館は、2014年秋に、横浜市内から出土した「古墳時代のおにぎり」を手がかりに、おにぎりや穀物の歴史を解き明かす企画展「大おにぎり展—出土資料からみた穀物の歴史—」を開催した。

タイトルこそポップだが、これは炭化したコメの塊などの炭化穀物を中心に取り上げた初めての博物館展示だったという。この展示内容をベースに、最新の知見も盛り込んだ『おにぎりの文化史 おにぎりはじめて物語』が、2019年4月4日、河出書房新社から発売された。

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チャイナドレスの企画展、横浜で
横浜ユーラシア文化館
横浜ユーラシア文化館「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」展

横浜ユーラシア文化館の企画展「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」は、2019年4月13日~6月30日の会期で開催中

中国の伝統的な民族衣装と思われることが多いチャイナドレス。だが、実際には1920年代に誕生した新しいものだ。このワンピース型の活動的な服装は、清朝が崩壊し中華民国が成立するという、新しい時代の流れの中で誕生した。
横浜ユーラシア文化館(横浜市中区)では、これらチャイナドレス(旗袍 = チーパオ)の誕生と変化の歴史をひもとく、企画展「装いの横浜チャイナタウン—華僑女性の服飾史」続きを読む

昭和再現展示に見るご当地ぶり[福井県立歴史博物館]
福井県立歴史博物館
福井県立歴史博物館

トピックゾーン「昭和のくらし」の展示。戦前に建てられた農家が、洋風に改築された様子を示す

昭和、とくに戦後の高度経済成長前後の展示は今や各地の博物館で見られるようになった。では、どこも似たり寄ったりかというとそうでもなくて、各館とも、その土地の「昭和時代」を表現しようと知恵をしぼっている。そういう知恵を見つけるのが、博物館めぐりの楽しみでもあったりする。

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紙の博物館、秋からリニューアル工事で休館へ
紙の博物館
紙の博物館

創立70周年を迎える「紙の博物館」

紙の博物館(東京都北区)は、2019年9月1日~2020年3月16日の期間、リニューアル工事のため休館する。同館は〈世界でも数少ない紙専門の総合博物館〉(同館サイトより)。1950年6月8日に「洋紙発祥の地」である東京都北区王子に設立された製紙記念館が前身で、 続きを読む