神社仏閣カテゴリーの記事

旧東海道の面影残す[東海七福神]
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 品川から大森にかけての旧東海道に点在している七福神。実際の参拝も、交通の激しい第1京浜・国道15号線(現在の東海道)を避け、旧東海道に沿って移動したい。
 まずは親分格の「品川神社」(大黒天)。参拝客が長蛇の列をなしていて驚く。まだ正月も2日だと結構にぎわっているようだ。 続きを読む

キーマンは目黒不動[山手七福神]
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 地下鉄南北線に沿うように分布している七福神。
 谷中・隅田川とともに江戸三大七福神と称されているが、それは多分に、3代将軍・家光の帰依を受けて大伽藍が建てられ江戸庶民の参詣行楽の場として大いに賑わったという「目黒不動」によるところが多いのだろう。
 事実、目黒不動は本来七福神のパートでは恵比須を受け持つだけなのに、境内に三福神として弁財天と大黒天を祀り、不動明王や仁王門、1683(天和3)年造立という銅製大日如来像などを擁している。三が日などに行くと、境内にはビール、焼き鳥、やきそば、おでん…といった露店がひしめき合うように立ち並び、まるで屋台村のような様相である。

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江戸最古を誇る七福神[谷中七福神]
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 七福神をめぐるにはどこの寺社からまわるのかよく考えた方がいい。なぜならば、それはフィナーレをどこで飾るのかということを決めることになるからだ。
 田端(東覚寺)から上野(弁天堂)にかけて点在している「谷中七福神」の場合、なぜか上野の弁天堂からスタートするように書かれているガイドが多い。

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落とし穴や隠し階段のオンパレード[妙立寺/忍者寺]
妙立寺/忍者寺
妙立寺/忍者寺

金沢の寺町は、加賀藩3代藩主・前田利常が寺を集中させて城下の守りとした。そんな一角に、「忍者寺」の一名を持つ、妙立寺なる寺院が建つ。

別に忍者が住んでいたとか、忍者の養成所だったとかいうわけではなく、寺の内部に設けられた、隠し階段などの様々なギミックがそんな名を付けさせたのだろう。
拝観は予約制で、係の人が説明しながら案内をしてくれる。

外観は2階建てだが、内部は7層4階。中2階、中々2階といった複雑な建屋内に23もの部屋がある。それらをつなぐ階段の数は29。そのうちの6階段が本堂の一部に集中し、あちらこちらから伸びた階段が複雑に交差する。しかも、ところどころに落とし穴や隠し階段が潜んでいるのだから、まさに迷宮だ。

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酒田の町で即身仏に会う[海向寺]
海向寺
海向寺

 「南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛ー」
 案内をしてくれたお寺の方の読経が響く。チーンとひときわ大きく鐘を鳴らして合掌。その先には2体の即身仏が、別々のガラスケースに収まって鎮座している。
 この日は、夜行バスで酒田に着いた同行者と合流したため、朝の動きが早い。朝食を済ませて午前9時前にはお寺の境内に到着した。開門を待って、朝一番で即身仏である。
 すがすがしいと同時に、実に厳かな気分になるではないか。 やや肌寒い秋の風が、お香の匂いとまじりあう。

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