自然地形カテゴリーの記事
瀬戸内海にたたずむ、奈良時代以来の「海の駅」[室津(室津海駅館・室津民俗館)]
[感想後記]谷戸がもたらしたそうめんや製氷—横浜市歴史博物館「鶴見川流域のくらし」展
目の前の海に生息する海洋生物について知る[葉山しおさい博物館]
今はもう秋、誰もいない海——そんな海岸を、貝殻を拾ったりしながら散歩していると、人によってはとても寂しく感じて、そのまま入水でもしたくなってしまうかも知れないが、海の中は決してそんなことはなく、豊潤な生命で満ちあふれている。
波打ち際の砂に点々と空いた呼吸穴はそこに貝がたくさん生息している証拠だし、沖合を通る漁船や釣り船の姿は、この海がどんな寂しそうに見えても、海の幸を約束する海域であることを物語っている。
海辺に流れ着いた、ある柑橘類の物語[大日比ナツミカン原樹]
ナツミカンの出自はロマンチックだ。江戸時代中頃の1700年頃、山口県の大日比の海岸(現・長門市仙崎)に流れ着いた、みたこともない柑橘類の果実を西本チョウという女性が見つけて、そのタネからナツミカンができたと伝えられている。
ミニ火山と池のなかの海[笠山・明神池]