植物園カテゴリーの記事

[感想後記]下を向いて歩こう/渋谷区ふれあい植物センター「あなたの傍にそっと苔」展
渋谷区ふれあい植物センター「あなたの傍にそっと苔」
渋谷区ふれあい植物センター「あなたの傍にそっと苔」

都心で見られるコケを取り上げた、渋谷区ふれあい植物センター「あなたの傍にそっと苔」展

都心部で見られるコケにスポットを当てた、企画展「あなたの傍にそっと苔」が、渋谷区ふれあい植物センター(東京都渋谷区)で2020年10月27日〜11月23日の会期で開催された。
都会で見られるコケを実物や写真で紹介し、路傍や木陰にひそやかに広がる世界へ来館者を誘う。

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新元号「令和」にちなむ特別展示、高岡市万葉歴史館で
大伴旅人
大伴旅人

菊池容斎(武保) 著『前賢故実 巻第2』に描かれた大伴旅人(国立国会図書館蔵)

政府は、2019年4月1日、新元号を「令和(れいわ)」と発表した。令和は『万葉集』「梅の花の歌三十二首の序」にある「于時、初春令月、気淑風和」から採られており、大伴家持の父である大伴旅人の手によると言われている。

これを受けて、高岡市万葉歴史館(富山県高岡市)では、新元号「令和」にちなむ特別展示《「令和」と『万葉集』~家持の父大伴旅人と梅花の宴~》を2019年4月3日より開催。 続きを読む

草木に埋もれる「白金長者」の痕跡[国立科学博物館附属自然教育園]
国立科学博物館附属自然教育園
国立科学博物館附属自然教育園

JR目黒駅のすぐそばにひそむ鬱蒼とした池沼

昼前まで雨が降っていたせいか、わずかにけぶっているように見える。樹々は覆い被さるようにして自らの姿を水面に映し、あたりは時が止まったかのような静謐につつまれている——と書きたいところだが、車の音がゴーッゴーッと景気よく響いてくる。
近くを通る首都高速2号線だ。鳥の声はさきほどからカラスがけたたましい。
仕方がない、JR目黒駅から徒歩10分と離れていないのだから。

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熱帯植物と「渋谷の原風景」にふれあう[渋谷区ふれあい植物センター]
渋谷区ふれあい植物センター
渋谷区ふれあい植物センター

室内型植物園の「渋谷区ふれあい植物センター」

JR渋谷駅を東口に出て、明治通りを恵比寿方面に10分少々歩く。「東交番前交差点」を右に折れ、渋谷川を渡ると、マンションなどが建ち並ぶ一角に温室ドームが出現する。
これが、渋谷区ふれあい植物センター。清掃工場のゴミ焼却による発電を利用した渋谷区の室内型植物園だ。

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植物の多様性を展示[筑波実験植物園]
筑波実験植物園
筑波実験植物園

 筑波研究学園都市にある、国立科学博物館の植物園。実験植物園とはおどろおどろしい名称だが、主に絶滅危惧植物を中心とした植物の収集・保全や、植物の多様性についての研究が行われている。
 その一端は展示からもうかがい知ることができて、例えば中央広場の池にあるコシガヤホシクサは、自然状態ではすでに絶滅(野生絶滅)してしまった一年草の水草で、現在、野生への復帰を目指して種まきなどが行われている。

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