水族館カテゴリーの記事

ひと味違う「日本海」展示[新潟市水族館マリンピア日本海]
日本海
日本海の夕日@新潟県

 湘南の浜辺で夕日を眺めていた時のこと。
「怖い」と小さな声で彼女は言った。
「なにも怖くはないよ」と身を乗り出してみたもののどうも勝手が違う。彼女が「怖い」と言ったのは夕日。新潟県出身の彼女にとって「太平洋の夕日」は、怖いものらしいのだ。

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先駆的な総合ミニ水族館[市立玉野海洋博物館]
渋川海岸
渋川海岸

 春の海はどこもそうだが、瀬戸内海はとりわけ、のたりのたりと波打つ。
 そんな陽光がまぶしい渋川海岸に面して建つのが、この市立玉野海洋博物館。渋川マリン水族館という愛称を持ち、地元の人にはこちらの方が通りがいいようだ。
 敷地面積4500平米というこぢんまりとした施設であるが、同館の目玉はなんといっても、目の前の瀬戸内海にちなんだ展示。岡山名物の「ままかり」として知られる光り物のサッパや、佃煮(釘煮)にすると旨いイカナゴなどが飼育展示されている。

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メガマウスが参りました[マリンワールド海の中道]
メガマウス@マリンワールド海の中道
メガマウス@マリンワールド海の中道

はるばる海の彼方から博多の干潟にたどりついた一匹の魚が、マリンワールド海の中道の名を世界に轟かせた

博多湾と玄界灘をへだてる海の中道に、リゾートホテルを思わせるような外観の水族館が建つ。国内屈指の巨大水族館「マリンワールド海の中道」だ。この水族館には、世界でも唯一という特筆すべき栄誉がある。それもひょんなことからこの栄誉を一身(一館?)に浴びることになった。

メガマウス@マリンワールド海の中道

クジラとサメをあわせたようなルックスをしている

その「ひょんなこと」は1994(平成6)年11月、遥か海の彼方からやってきた。水族館から程近い干潟に「サメが座礁している」との報が入り、係員が「イルカを見間違えたか、よくてメジロザメだろう」と見に行ったところ、これがとんでもないレアものだった。1976(昭和51)年に新科新属新種のサメとして発見されて以来、たったの6体しか見つかっていない、幻のサメ「メガマウス」だったのだ。

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