今月の鉄道カテゴリーの記事

予土線
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予土線
日本屈指の清流・四万十川。その流れを車窓から楽しめるのが、この路線。高知県の窪川から山間に分け入っていくと、やがて鉄路にまとわりつくように、右になり左になり、車窓の両脇に四万十川が現れる。この季節は、まるで列車内が緑色に染まるようだ。名物の沈下橋も、車窓からちらりとその姿を楽しむことができる。

東海道本線
サンライズ瀬戸

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4月の上旬のこと、東京から「サンライズ瀬戸」に乗った。ビールと駅弁を買い込み、ごそごそと個室にもぐり込んで、部屋の電気を消す。そうすると街の灯が一際引き立つ。やがて海岸線が見えてきて、真っ暗な海に砕ける波頭だけがぼーっと浮かび上がり、沖には漁り火が瞬いている。通過する駅のホームが白く光っている。何かと思ったら満開の夜桜だ。こんないい眺めを独り占めできるのだから、寝るのがもったいない。東海道とは海の道だということを実感させてくれる。しかし、おかげで翌日高松に着いた時は極度の寝不足。これにはまいった。

富山地方鉄道
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 麓では、おだやかな日だまりが広がり、杉の花粉もほどよく舞い(?)、春を告げるホタルイカも水揚げされているというのに、温泉へ向かう電車に乗ると、どんどん冬になっていく。最後は、まだ屋根の上に何十cmも雪を載せた谷あいの宇奈月温泉へと滑り込んでいく。この間、富山地方鉄道で新魚津からわずか30分。冬と春、その季節のうつりかわりを実感できる鉄道だ。

東海道本線・伊東線
JR東海道本線根府川駅

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 寒風吹きすさぶ候、日だまりのミカンの木ほど温かそうなものはない。小田原を過ぎ、真鶴、湯河原とたどっていくと、車窓からミカン畑が楽しめる。青々とした相模湾も温かそうに見えるから不思議だ(実際、ホームに降りてみると寒いのだが…)。そういえば、「みかんの花咲く丘」という童謡も伊東行きの列車の中で作られたものだった。

銚子電鉄
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銚子電鉄といえば、「犬吠駅」の南国風デコレーションが人目を引くが、終点「外川駅」のひなびた雰囲気も捨てがたい。前に訪れたのは早春の頃だったか、漁港まで散歩に行ったら、目の前を見事な鯛が運ばれていった。
最近、町の人による手作りのミニ郷土資料館がオープン、漁師町ならではの民俗資料が展示されている。