東海地方カテゴリーの記事
1994(平成6)年のこの日11月29日。第2期グランドオープンを前に工事休館中だった、マリンワールド海の中道(福岡市東区)に1本の電話が入った。博多湾の湾奥部に位置する雁ノ巣の砂浜に、3mを越えるサメが漂着しているという。
係員が「イルカを見間違えたか、よくてメジロザメだろう」と思い、確認に行ったところ、これがとんでもないレアものだった。
1947(昭和22)年の7月13日、登呂遺跡(静岡市駿河区)で本格的な発掘調査が始まった。
登呂遺跡は、第2次大戦中の1943(昭和18)年、軍需工場建設の際に木製品や水田跡とみられる杭列が出土したことで発見された。この時に、弥生時代の農耕集落遺跡と確認されていたが、戦時中のため、一部の調査にとどまっていた。
1935(昭和10)年のこの日、6月15日。日本鳥類学会の例会で、鳥類学者の黒田長礼(1889-1978)が、「ブッ・ポウ・ソウ(仏法僧)」と鳴く鳥は、従来信じられてきたブッポウソウ Eurystomus orientalis ではなく、フクロウ科のコノハズク Otus scops であると報告した(東京朝日新聞1935年6月16日付)。
疫病の流行を予言し、自身の姿を描き写すよう告げる予言型の妖怪が、各地で「発掘」されている。
きっかけは、江戸時代の「アマビエ」という妖怪が、新型コロナウイルス感染症の流行に際して、SNSで話題になったことによる。
「アマビエ」は弘化3年(1846)、肥後国の海に毎晩光る物があり、役人が調べたところ姿を現したとされる妖怪。病が流行するのでその姿を写して人々に見せるように言ったとされるが、 続きを読む