宮城県カテゴリーの記事
東北のユーモラスな神々[東北歴史博物館]

仙台と松島の間に位置する多賀城は、奈良時代初期に国府が置かれ、東北経営の拠点となった旧跡だ。その多賀城史跡の中心部付近にたたずむのが、この東北歴史博物館。
総合展示室(常設展示)は、旧石器・縄文から古墳時代、多賀城の歴史、近世、近現代からなる。その時代のエポックメーキングな遺跡や史料が、実物やレプリカ、ジオラマなどで再現 続きを読む
藤沢周平が愛したローカル線[JR陸羽東線(小牛田〜新庄)]
デンキウナギが頑張る、最古の水族館[マリンピア松島水族館 =閉館]
バラエティに富んだこけしの数々[日本こけし館]
東北の民芸品として有名な「こけし」。名湯で知られる宮城県の鳴子はこけしのもっとも古い生産地
なのだという(日本こけし館サイトより)。そんな「鳴子こけし」が名物の地に建つのが、およそ5000本のこけしを所蔵するという「日本こけし館」だ。
こけしのできるまでや、歴代の鳴子こけしの工人(作家)の作品、高松宮のこけしコレクションなどが展示されており、そのバラエティの豊富さには、こけしには決して興味があるとはいえない筆者もちょっと引きこまれた。
温泉神社の御神湯で温まる[鳴子温泉共同浴場・滝乃湯]
ホテルが建ち並ぶ一大観光地の鳴子温泉。その中心的存在が、木造の共同浴場「滝乃湯」だ。
共同浴場の後ろの杜に建つ温泉神社の御神湯を引いているとのことで、源泉から木製の樋を伝って温泉が湯船に流れ込む。外観も内観も素朴な共同浴場で、お湯は白濁して、硫黄臭が強かった。入湯150円。