東北地方カテゴリーの記事

[感想後記]石から広がる意外な展示/青森県立郷土館「コロコロ・STONE—あおもり石ものがたり」展
青森県立郷土館「コロコロ・STONE—あおもり石ものがたり」展
青森県立郷土館「コロコロ・STONE—あおもり石ものがたり」展

会場では真っ先に、アオモリムカシクジラウオの化石がお出迎え。青森市街のど真ん中を流れる堤川の上流で発見された深海魚の化石だ

先日、所用で青森を訪れた際、久しぶりに青森県立郷土館(青森市本町)に立ち寄った。当日は、特別展「コロコロ・STONE—あおもり石ものがたり」が開催中だった(会期:2018年9月6日〜10月24日)。
正直、「石ぃ〜?」と、ちょっと地味そうな展示だなと思いながら覗いたのだが… 続きを読む

アクアマリンふくしま、「わくわく里山・縄文の里」オープン
アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしま

アクアマリンふくしまに新たな屋外展示施設が登場

アクアマリンふくしま(福島県いわき市)は、2015年7月20日に、屋外展示施設「わくわく里山・縄文の里」をオープンさせる。

日本人がすでに縄文時代から実践していた自然との共生に思いをはせながら、海山川の循環のあり方や自然環境の保全、自然の持続的な利用、多種多様な生物が織りなす命の営みについて考える機会を提供する(同館サイトより)というコンセプトで、敷地内には在来植物を植えて、縄文時代をイメージした森を育てるほか、カワウソ棟なども新設する。

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「ラスコー洞窟壁画展」2016〜17年に日本巡回

フランスの世界遺産であるラスコー洞窟壁画を再現した「ラスコー洞窟壁画展」が、2016〜17年にかけて、東京・宮城・福岡の3都市を巡回することが決まった。毎日新聞web版が2015年5月18日付で報じた。

同展覧会は2012年に開始され、アメリカ、カナダ、ベルギーなどを巡回中。2014年10月に東京展開催の合意書が調印され、2015年5月18日には宮城・福岡両展の合意書が調印された(毎日新聞web版2015年5月19日付)。

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江戸時代の「村」そのものが残る[大内宿]
大内宿
大内宿

 かつてコモドオオトカゲが発見された時に、学者たちは「恐竜が生きていた!」と叫んだと言うが、もし現在日本の歴史学者たちがなんの予備知識もなく、ここに連れてこられたら、「江戸時代が生きていた!」と叫ぶかもしれない。
 会津西街道の大内宿(おおうちじゅく)はそれほど、古い町並みをよく残しているスポットである。

 池袋から鬼怒川温泉行きの特急に乗り、野岩鉄道・会津鉄道を経由して4時間後に、湯野上温泉駅に着いた。途中30分の列車待ちがあったので、正味は3時間半。大内宿は駅から約6km、タクシーで10分ほどである。タクシーはよく整備された山道を駆け上がり、やがて周りを山々に囲まれた平らな土地に到着した。

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曲線美で魅せる茅葺き[田麦俣多層民家]
田麦俣多層民家・旧遠藤家住宅
田麦俣多層民家・旧遠藤家住宅

 路線バスは国道のメインルートを外れると、谷底へ転がり落ちるような斜面につけられた一車線の道を窮屈そうに降りはじめた。ちょっとのぞき込むと渓谷が広がっていたりして、なかなかスリリングである。
 バスは谷間の集落へと降りていき、これまた幅の狭い橋を渡って、バス停に停まった。バスはここで方向転換をして来た道を戻っていくのであるが、その方向転換のスペースすら貴重ではないかと思われるほど、ほとんど平地のない集落である。
 バス停の名は田麦俣(たむぎまた)。

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