四国地方カテゴリーの記事

内子の人々の暮らしを再現[商いと暮らし博物館]
商いと暮らし博物館
商いと暮らし博物館

 愛媛にある内子の町は、江戸時代から明治初期にかけて、木蝋の生産で栄え、産業の町として大いに賑わったという。その結果、ナマコ壁や鏝絵、うだつなど贅を凝らした家々が立ち並び、現在ではその町並みが重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
 そんな町のかつての人々の暮らしを垣間見せるのが、この商いと暮らし博物館だ。もともとは明治以来の薬商「佐野薬局」の建物だったもので、内部を博物館として、1921(大正10)年ごろの様子を再現している。

続きを読む

シーボルトゆかりの大ミミズ[シーボルトミミズ]
シーボルトミミズ@四万十市(旧西土佐村)で撮影
シーボルトミミズ@四万十市(旧西土佐村)で撮影

オランダ東インド会社の日本商館付医員として、1823(文政6)年に来日したフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796〜1866)は、江戸期の外国人のなかでは黒船のペリーと並んで、日本での知名度が高い。彼は医師であったが、日本に強い関心を持ち、動植物の収集に打ち込む、自然科学の研究者でもあった。

続きを読む

日本三大がっかりスポットの雄[はりまや橋]
harimaya01

 三大がっかりスポットというのがある。札幌の「時計台」と高知の「はりまや橋」と、あとひとつどこだっけ?
 ともかく、その「はりまや橋」である。江戸時代からヨサコイ節にも唄われ、高知一番の繁華街だったという名所であるが、実際には、長さ20mほどのコンクリート製の橋の欄干(下の写真)があるだけで、川も埋め立てられていて、行った人は皆がっかり……

続きを読む

かずら橋が揺れる民家園[四国村 四国民家博物館]
shikokumura01

 ひとくちに「四国」といっても、冬には積雪すらある険しい山脈をいただき、荒・穏2つの海にはさまれているだけあって、各地の民家にはかなりの地域差がある。「四国村」は、そのような四国各地からの民家23棟でもって構成されている民家園だ。
続きを読む

ケーブルカーでタイムスリップ[屋島ケーブル=廃止]
屋島ケーブル
屋島ケーブル

ケーブルカーは義経号と弁慶号の2台

★2004年に運行を休止、2005年廃止

屋島の見どころといえば山頂部から見る展望だ。では、その山頂部へはどうやってたどり着こうか? てっとりばやいのは車である。高松から山頂行きのバスで40分。マイカーなら山頂での駐車代は無料だ。

屋島ケーブル

屋島ケーブルの駅。ここから山頂まではケーブルでおよそ5分

だが、ここは、ぜひふもとからケーブルカーを使って登りたい。レトロな感じの琴電を屋島駅で降り、3分も歩くとケーブルの駅につく。このケーブルも琴電に負けず劣らずレトロで、車内の座席や窓枠などに年季を感じる。それもそのはずで、ケーブルは1929(昭和4)年に開業、車両は1950(昭和25)年の製造である。

続きを読む