福岡県カテゴリーの記事

[Topics]感染症や疫病除けをテーマとした企画展相次ぐ
京都市考古資料館
京都市考古資料館

長岡京から出土した墨書人面土器。京都市考古資料館にて(過去の展示の際に撮影)

2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で幕を開けた。2月からは博物館などの文化施設も臨時休館や閲覧制限を行い、現在でもそれらの措置を継続している施設が多い。
博物館の展示物には「疫病除け」にまつわる品々が少なからずあることは、すでにふれたが([Topics]博物館に見る、疫病除けのまじない)、各地の博物館でもこれらを積極的に取り上げる企画展示が増えてきた。

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博物館で新種に出会う(新種展示情報)
museum

春だから……というわけではないが、各地の博物館で新種の展示が相次いでいる。いずれも当該博物館での研究成果を反映したものだ。

北九州市立いのちのたび博物館(北九州市八幡東区)では、国内で57年ぶりに見つかった新種のタニガワナマズを 続きを読む

掘割をめぐらせた「水の都」[柳川]
柳川
柳川

 「水の都」と言えばヴェネチアの枕詞のようになっているが、筑後川の河口にある街・柳川(福岡県柳川市)も見事な「水の都」と言えるだろう。
 街には縦横に掘割がめぐっている。これらは大雨の時にも氾濫することなく、各水路が水をプールして、じわじわと有明海に排水していく。先人の知恵の見事なところだ。約10km四方の柳川市には総延長にしてなんと930kmもの水路があるという。

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「むしり取ることも自由だ」[北九州市立松本清張記念館]
松本清張記念館
松本清張記念館

受話器をとって「もしもしー」と叫ぶと、少し間を置いてから「もしもし」と、やや年をとった男性の声が聞こえてきた。声の主は、作家・松本清張(1909-1992)。
別に冥界にいたずら電話をしたわけではなく、これが、松本清張記念館ご自慢の新アトラクション「清張さんと2ショット」なのである。「好きな食べ物は?」などの質問に清張の声で答えてくれるのだ。

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有明海のグロ魚を食す[柳川料理つむら]
エツの南蛮漬け
エツの南蛮漬け

 福岡県南部の柳川市は有明海に面し、筑後川の河口付近に発展した水郷地帯である。
 有明海にはその土地固有のユニークな魚介類が多く、それが郷土料理として食されている。

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