新潟県カテゴリーの記事

上越市立水族博物館、2018年春まで長期休館へ
farewell

上越市立水族博物館(新潟県上越市)は、新水族博物館開設準備のため、現在の施設での営業を2017年5月14日で終了し、長期休館に入る。

同館は1980年に開館し、37年間で約970万人の総来館者があった。
新施設は同館の西側に建設中で、2018年4〜6月にオープンの予定。

スプーンの魅惑と金属洋食器の奮闘[燕市産業史料館]
燕市産業史料館
燕市産業史料館

スプーンをはじめ多様な金属洋食器が並ぶ、燕市産業史料館

スプーンというのは、魅惑的な食器だ。すくうという動作からは、ナイフやフォークとは違った持ちやすさが求められる。口に入れる部分(皿やつぼと呼ばれる)の厚みや幅も気になる。表面の加工も大切だ。材質は時には食感も左右するし、口に入れた時の質感は極めつけのデリケートさを求められる。
そのようなスプーンをはじめとする金属洋食器の町として名高いのが、新潟県燕市である。

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真夏でも雪に埋もれた博物館[新潟県立歴史博物館]
新潟県立歴史博物館
新潟県立歴史博物館

日本中を節電の嵐が吹き荒れた今夏もまもなく終わろうとしている。東日本では残暑が最後の猛威をふるっている昨今だが、こんな夏にも雪に埋もれた博物館があるという。

新潟県長岡市にある新潟県立歴史博物館がそれだ。長岡駅前からバスに乗ると、35分かかって博物館以外は何もないような場所に連れて行かれる。館内のスペースは相当広そうだ。入館券を買い、誘導されるがままに「新潟県のあゆみ」のコーナーへ。古代・中世・近世・近現代と順を追って、新潟の歴史や産物が説明されている。ここまでは公立の歴史系博物館によくある光景だ。

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深海にただよう火の玉?[ザラビクニン]
ザラビクニン@登別マリンパークニクス
ザラビクニン@登別マリンパークニクス

 表層では暖流の影響を受けている日本海だが、海底では四季を通じて水温が0〜2度という「日本海固有水(日本海固有冷水)」と呼ばれる冷水域がある。

 冷水域には、ホッコクアカエビやベニズワイガニなどがおり、日本海がエビやカニの産地として有名なのはこの冷水魂のおかげといってもいいのだが、なかにはこのザラビクニンのような不思議なかっこうの魚も。

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今太閤が夢の跡[田中角栄記念館]
田中角栄記念館
田中角栄記念館

松本幸四郎を、松たか子の父と説明した方が話が早いように、すでにこの人もそうなってしまったであろうか、新潟にある田中角栄記念館のことである。

田中角栄は第64・65代内閣総理大臣(1972〜74年)、田中真紀子の父である。新潟県刈羽郡二田村(現・西山町)に生まれ、小学校高等科を卒業後、上京。苦学して土建会社から身を起こし、1972(昭和47)年に内閣総理大臣にまで登り詰めたときは、秀吉になぞらえて「今太閤」と呼ばれた。

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