甲信越地方カテゴリーの記事
秋田県の田沢湖にのみ生息し、戦前に絶滅したとされていた固有種の淡水魚・クニマスが山梨県の西湖で生存していたことが、中坊徹次京都大学教授(当時)とタレントのさかなクンらによって確認され、2010(平成22)年のこの日12月15日、新聞報道された。

北海道立近代美術館(札幌市中央区)では、「デビュー50周年 諸星大二郎展 異界への扉」を、2020年11月21日〜2021年1月17日の会期で開催する。
諸星大二郎(1949-)は長野県出身の漫画家で、古代史をベースにした伝奇作品などで知られる。
新型コロナウイルスで、アマビエが注目されたように、むかしの人々もさまざまな「まじない」で、疫病などの災いを除けようとした。
新潟県立歴史博物館監修の『まじないの文化史—日本の呪術を読み解く』(河出書房新社)は、古代の土器に残された呪術の痕跡、古文書の記録、さらに現代の民俗事例、神社仏閣の祭事・護符に至るまで、博物館ならではの手広さで、日本の呪術の歴史とその文化的影響を俯瞰する。
疫病の流行を予言し、自身の姿を描き写すよう告げる予言型の妖怪が、各地で「発掘」されている。
きっかけは、江戸時代の「アマビエ」という妖怪が、新型コロナウイルス感染症の流行に際して、SNSで話題になったことによる。
「アマビエ」は弘化3年(1846)、肥後国の海に毎晩光る物があり、役人が調べたところ姿を現したとされる妖怪。病が流行するのでその姿を写して人々に見せるように言ったとされるが、 続きを読む