和歌山県カテゴリーの記事

川を堰き止めた巨大露天風呂[川湯温泉仙人風呂]
川湯温泉
川湯温泉

 太平洋に面した和歌山県新宮市から山間へ向かい、人々を世界遺産の熊野本宮大社へと誘う熊野川。熊野本宮大社まであと4〜5kmという所で西へ向かって支流がわかれていく。この支流・大塔川に沿ってたたずむのが川湯温泉だ。
 温泉街を流れる大塔川は川底からお湯が湧いており、河原を掘れば、ちょっとした露天風呂ができることで知られている。

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どこかズレてる町[黒江の町並み]
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kuroe01 JR紀勢本線の海南駅から徒歩20分ほど。黒江の町は、漆器が名産の古い町並みである。
 漆器の直売や体験も兼ねた「黒江ぬりもの館」や「紀州漆器伝統産業会館」、地酒黒牛を作る「名手酒造」などをコアに、格子戸やうだつ、虫籠窓を持つ町屋が所々に残って風情ある町並みを創っている。 続きを読む

展示にアクセントを添える“学芸員パネル”[和歌山県立自然博物館]
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 新大阪から南紀行きの特急に乗ると、和歌山を過ぎた頃から海の色が変わり、いよいよ紀伊半島に入ったのだという実感が湧いてくる。ただ、この先、紀伊田辺、白浜、串本、潮岬といったキラ星の如く連なる南紀の観光地に比べて、和歌山〜田辺間の各市町村はやや存在感が薄い。
 紀伊半島の入口に位置する海南市も、工業都市の風合いが強く、南紀を目指す観光客がほとんど素通りするような都市である。
 この街に、南紀観光の前座のように県立博物館が控えている。博物館といいながら、実質は水族館といってもいいような内容だ。「黒潮の海」や「深い海」「群れる魚」と名付けられた水槽が並ぶ様は、立派な水族館そのものである。

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