近畿地方カテゴリーの記事

瀬戸内海にたたずむ、奈良時代以来の「海の駅」[室津(室津海駅館・室津民俗館)]
室津
室津

 瀬戸内海に沿って兵庫県の海岸線を西へ向かう。加古川市から姫路市にかけての播磨臨海工業地域を過ぎると、急に、自然に満たされた海岸線が広がっていく。
 室津はそのような所に位置する港町だ。
 緑濃い半島によって三方を山に囲まれ、抱き込まれるように奥まで入り込んだ入江は、いかにも天然の良港という感じで、カレイ、シャコ、イカナゴなどを水揚げする小型の船舶が出入りしている。港の脇の突き出した岬の上には賀茂神社が建つ。

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自分で作った標本を博物館に展示 大阪市立自然史博物館で
タカラガイその他@和歌山県
タカラガイその他@和歌山県

 標本というものに触れる初めての機会は、多くの人の場合、小学校などでの自由研究だろう。
 大阪市立自然史博物館(大阪・長居公園)では、2014年秋に「夏休みに作った標本や自由研究を博物館で展示しませんか?」との呼びかけを行った(受付は終了)。
 生物・地学の分野で、実際に作った標本、模造紙などにまとめた研究成果および制作物を撮影した写真を対象としたもので、2014年12月6日より、集まった作品をもとにして、「自由研究・標本展」が始まった。

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川を堰き止めた巨大露天風呂[川湯温泉仙人風呂]
川湯温泉
川湯温泉

太平洋に面した和歌山県新宮市から山間へ向かい、人々を世界遺産の熊野本宮大社へと誘う熊野川。熊野本宮大社まであと4〜5kmという所で西へ向かって支流がわかれていく。この支流・大塔川に沿ってたたずむのが川湯温泉だ。
温泉街を流れる大塔川は川底からお湯が湧いており、河原を掘れば、ちょっとした露天風呂ができることで知られている。

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南紀白浜のご当地生物が大集合![京都大学白浜水族館]
京都大学白浜水族館
京都大学白浜水族館

南紀屈指の観光地・白浜にある1930(昭和5)年開館の老舗の水族館。館名に京都大学と冠しているように、京都大学瀬戸臨海実験所の付属施設だ。展示はすべて白浜周辺の生物で構成され、とりわけ無脊椎動物の展示が充実している(年間展示500種という)。

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スゴいV字を体感[谷瀬の吊り橋]
奈良県十津川村
奈良県十津川村

 日本最大の村というのがある。「そりゃあ、どっかにはあるに決まっているだろう」と思うかもしれないが、それが北海道の辺ならいざ知らず、奈良県にあるのである。

 奈良県十津川村——奈良県の最南端に位置し、日本最大の面積を誇る村である。しかも、一村だけで奈良県全体の5分の1という広大さながら、その96%を山林が占めている。

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