奈良県カテゴリーの記事
奈良時代の疫病退散! 平城宮跡資料館で企画展示
平城宮跡資料館(奈良市二条町)では、古代の人々の疫病対策について取り上げる企画展示「古代のいのり—疫病退散!」を開催している。会期は、2020年6月16日~8月30日(会期は、当初7月下旬までの予定だったが、好評のため、8月30日まで延長された)。
現在、新型コロナウイルス感染症をめぐって予断を許さない情況が続いているが、奈良時代にも天然痘とみられる疫病が九州(大宰府管内)で起こり、一度は収束したものの、再び流行して畿内に達し、平城京にも災禍をもたらした。
[今日は何の日]劣化の日
2004(平成16)年のこの日、ショッキングなニュースが流れた。奈良県明日香村にある高松塚古墳の壁画が劣化しているというのだ。
石室に描かれた国宝壁画のうち、西壁の「白虎」が1972(昭和47)年の発見当時の状態から著しく劣化し、消えかかっている部分もある。さらに、東壁の「青竜」は、顔などの輪郭がぼやけて、薄茶色の汚れに覆われているように見えると報道された。
[Topics]博物館に見る、疫病除けのまじない
唐古・鍵遺跡の博物館、リニューアル
弥生時代の大規模環濠集落遺跡である唐古・鍵遺跡(奈良県田原本町)の出土品を展示する、唐古・鍵遺跡考古学ミュージアムが、2018年6月1日にリニューアルオープンした。
スゴいV字を体感[谷瀬の吊り橋]