兵庫県カテゴリーの記事

モノレールと同居した水族館[姫路市立水族館]
姫路市立水族館/手柄山交流ステーション「モノレール展示室」
姫路市立水族館(旧館)

昔々から、ある所に水族館がありました。瀬戸内海や播州平野の魚、水生昆虫、カメなどを展示し、お値段もリーズナブルで、地元の人たちからそれはそれは大切にされておりました。

そんな水族館も年をとってしまいました。施設老朽化と耐震性の面から、2008(平成20)年秋から長期休館となってしまったのです。
「現施設を解体し、そこに新水族館を建設しよう」
町の人たちはそう話し合いました。

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その時です、リーマン・ショックが起こったのは。あたり一面まっくらやみです。とても建設費の見通しが立ちません。
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瀬戸内海にたたずむ、奈良時代以来の「海の駅」[室津(室津海駅館・室津民俗館)]
室津
室津

 瀬戸内海に沿って兵庫県の海岸線を西へ向かう。加古川市から姫路市にかけての播磨臨海工業地域を過ぎると、急に、自然に満たされた海岸線が広がっていく。
 室津はそのような所に位置する港町だ。
 緑濃い半島によって三方を山に囲まれ、抱き込まれるように奥まで入り込んだ入江は、いかにも天然の良港という感じで、カレイ、シャコ、イカナゴなどを水揚げする小型の船舶が出入りしている。港の脇の突き出した岬の上には賀茂神社が建つ。

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いい仕事をしている老舗の風格[姫路市立水族館=旧館情報]
姫路市立水族館(旧館)
姫路市立水族館(旧館)

市域の南側、手柄山中央公園に建つ水族館

★施設老朽化により、2011(平成23)年7月2日にリニューアル。以下の情報は旧館のものです。新館の情報はこちら

大阪・兵庫の界隈で有名な水族館といえば、なにはさておき泣く子も黙る海遊館、ついで神戸の須磨海浜水族館が挙げられようか。

だが、ここもぜひ加えておきたい。前2者に比べると規模は小さいが、しかし良質な展示である。

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テーマパークとしての寺社[須磨寺]
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 須磨寺。旅行のガイドブックには概ねこう書いてある——源平ゆかりの地に建つ須磨寺は、境内に、熊谷次郎直実と平敦盛の一騎打ちを再現した「源平の庭」や小石で作った人形で源平合戦の様子を描いた「小石人形舎」などがある。宝物館には敦盛の笛などの品々が展示されている云々……いわゆる古刹というヤツである。

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