近畿地方カテゴリーの記事

[Topics]感染症や疫病除けをテーマとした企画展相次ぐ
京都市考古資料館
京都市考古資料館

長岡京から出土した墨書人面土器。京都市考古資料館にて(過去の展示の際に撮影)

2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で幕を開けた。2月からは博物館などの文化施設も臨時休館や閲覧制限を行い、現在でもそれらの措置を継続している施設が多い。
博物館の展示物には「疫病除け」にまつわる品々が少なからずあることは、すでにふれたが([Topics]博物館に見る、疫病除けのまじない)、各地の博物館でもこれらを積極的に取り上げる企画展示が増えてきた。

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用途不明の出土品ばかりを集めた特別展 奈良で
museum
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奈良市埋蔵文化財調査センター(奈良市大安寺西)では、特別展「ナニこれ!?—平城京出土の用途不明品」を、2020年9月1日~11月20日の会期で開催中(チラシPDF)。
奈良市教育委員会が平城京の発掘調査を開始して41年。数多くの考古資料の中には、使い方がわからない、 続きを読む

奈良時代の疫病退散! 平城宮跡資料館で企画展示
平城宮跡資料館
平城宮跡資料館

写真は平城宮跡資料館の常設展示。出土資料のほか、奈良時代の暮らしや文化にまつわる展示も

平城宮跡資料館(奈良市二条町)では、古代の人々の疫病対策について取り上げる企画展示「古代のいのり—疫病退散!」を開催している。会期は、2020年6月16日~8月30日(会期は、当初7月下旬までの予定だったが、好評のため、8月30日まで延長された)。

現在、新型コロナウイルス感染症をめぐって予断を許さない情況が続いているが、奈良時代にも天然痘とみられる疫病が九州(大宰府管内)で起こり、一度は収束したものの、再び流行して畿内に達し、平城京にも災禍をもたらした。

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[今日は何の日]劣化の日
高松塚古墳壁画
高松塚古墳壁画

高松塚古墳の壁画は、発見当時、鮮やかな彩色が人々を驚かせた

2004(平成16)年のこの日、ショッキングなニュースが流れた。奈良県明日香村にある高松塚古墳の壁画が劣化しているというのだ。
石室に描かれた国宝壁画のうち、西壁の「白虎」が1972(昭和47)年の発見当時の状態から著しく劣化し、消えかかっている部分もある。さらに、東壁の「青竜」は、顔などの輪郭がぼやけて、薄茶色の汚れに覆われているように見えると報道された。

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LIXILギャラリー、2020年秋に閉廊へ
farewell
farewell

住宅設備大手LIXIL(リクシル)の文化活動として知られているLIXILギャラリーが、2020年秋をもって閉廊する。

同館は、1981年に開廊した「伊奈ギャラリー」に端を発し、東京・京橋と大阪・梅田で〈住生活の未来を刺激する独自の企画・展示〉(同サイトより)をコンセプトとして、 続きを読む