2021
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Sun
その名の通り、館内にずらっと圧倒されるほど工業機械が並んでいる。明治期から現在に至るまでの機械類が、旋盤、自動旋盤、フライス盤、研削盤、プレス…というようにジャンル分けされて整然と並んでいる様も壮観だが、長々と横たわる全長21mのガスタービンにも目がひかれる。まるで巨大なドリルのようだ。
その隣にぽつんと小屋が建っている。東京の下町にあった町工場を復元したもので、室内に所狭しと置かれた機械からはベルトがのびていて、天井を通るシャフトにつながっている。
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とにかく骨格標本と剥製のせいぞろいしている資料館だ。ゾウ、サイ、ウシ、サルなどの骨格が立ち並び、脇を固めるようにアリクイ、カモシカ、ツル、ウミガメなどの剥製が並ぶ。
多摩ニュータウンの中心地・多摩センターの駅前を新宿方向に歩いていくと、やがて、強い陽射しに燦然と輝くサンリオピューロランドが見えてくる。このピューロランドの左手に原始文明が今なお息づいているのだ!? 近代的なビル群を通り抜け、駐車場をとぼとぼと歩いていくと、目の前に緑に囲まれた古代住居が現れる。これが遺跡庭園 縄文の村。 入園無料の園内には、縄文時代前期の竪穴住居、縄文中期の敷石住居など3棟が点在する。
東急池上線を久が原駅で降り、駅前の「ゆうやけ通り商店街」を歩くこと10分少々。 「え?こんなとこ入っていっていいの?」というような路地——というより、家と家との間——に「博物館」の存在を示す看板が立つ。 近所のお父さんと子どもがキャッチボールをしているわきをすり抜けて、たどり着くのが、木造2階建ての本当の民家をそのまま利用した「昭和のくらし博物館」。