関東地方カテゴリーの記事

古墳の丘にゼリーフライを訪ねて[埼玉県行田市]
さきたま風土記の丘・稲荷山古墳
さきたま風土記の丘・稲荷山古墳

 埼玉県行田(ぎょうだ)市といえば、稲荷山古墳の鉄剣が名物である。古墳から出土した5世紀頃の鉄剣に雄略天皇の名が書かれていたことから、当時の大和朝廷の影響が地方にまで及んでいたことを示す貴重な資料となった。9基の大型古墳が密集している稲荷山古墳の一帯は、現在、さきたま風土記の丘として遊歩道や博物館が整備されている。

 だが、行田市にはもう1つの名物がある。それが、ゼリーフライなる食べ物だ。

続きを読む

2万年の時の流れに「待った」をかける!?
[箱根湿生花園]
hakone9

 箱根湯本駅を出た登山列車はほどなく、険しい崖にとりつく。わずか2両しかない列車の先頭と後ろで2m40cmもの高低差がつくという急勾配をぐいぐいと登っていく。

 車窓の周囲は急峻な崖に取り囲まれ、松の木が生える岩肌には、温泉宿がへばりつくように建っている。下をのぞき込むと谷間に清流が流れ、まるで巨大な盆栽か箱庭のようだ。

続きを読む

中央フリーウェイ左のビール工場[サントリー武蔵野ビール工場]
サントリー武蔵野ビール工場
サントリー武蔵野ビール工場

 ♪ちゅうおうふり〜うぇい〜、右にみえ〜るけ〜ばじょう〜とくれば左はビール工場なのだが、そのユーミンの歌にも歌われたビール工場がここである。分倍河原駅より送迎バスに乗って工場内へ。
 小ホールに通され、ビールができるまでの映像紹介。ビールと発泡酒はどう違うのかなどの解説がなされる。薄幸そうな田中裕子のCMなどを見たのち、工程順に工場内を見学。頭の中ではまだユーミンの歌がリフレインしている。

 まずは仕込室へ。実物の麦芽とホップを示して説明。食べてよいというので、麦芽を口に。節分の豆のような味。
 食べてはいけないといわれたが、ホップを口に。苦い!ビールの苦さは人生のようだなどというが、これは苦すぎ。ホップはもともと保存料として入れられたそうだ、この苦さは確かに効きそうだ。

続きを読む

田園調布に巨大古墳群を見た![田園調布]
田園調布古墳展示室
田園調布古墳展示室

 4世紀から7世紀にかけて築かれた巨大築造物・古墳。これを東京近郊で気軽(?)に楽しもうと思ったら、田園調布に行くに限る。
 泣く子も黙る高級住宅街を多摩川堤へ抜ける。古墳に直行するなら多摩川駅で降りた方が近い。多摩川に沿って広がる多摩川台公園には、全長100m級の前方後円墳が鎮座している。

続きを読む

のっけから高飛車な態度で応対!?[江東区中川船番所資料館]
mu_nakagawa1

 「これこれ、そなたたち、何用であるか」展示室に入るなり、のっけから高飛車な態度で応対される。それもそのはずで、江戸幕府は旗本が家臣『番頭(ばんがしら)』という役職の人物なのだから、「いらっしゃいませ、ようこそ船番所へ!」とか「はい、よろこんで!」という接客を期待する方が無理というものだ。

 『船番所』とは河川の船の通行を取り締まった、いわば川の関所で、ここ中川船番所資料館は、かつての船番所(中川番所)が置かれた場所に建てられている。展示室内には、当時の番所の一角が再現展示され、入っていくとセンサーで『番頭』から誰何されるようなテープが流れる案配。

続きを読む