北陸地方カテゴリーの記事

7万年もの環境データが堆積、福井県年縞博物館がオープン
三方五湖(福井県)
三方五湖(福井県)

5つの湖が連なる景勝地として知られる三方五湖。手前が、7万年の年縞が確認された水月湖

福井県の三方五湖の畔に、2018年9月15日、福井県年縞博物館(福井県若狭町)がオープン。
年縞(ねんこう)とは湖底に堆積した層のことで、季節によって堆積物が変化するので、ちょうど年輪のように1年に1層、縞模様をなしている。
三方五湖のひとつ水月湖は、湖底の攪乱なども起きず、年縞が形成されやすい環境になっており、その歳月なんと7万年もの年縞が確認されている。

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[感想後記]縄文時代の「巨神兵」に遭う/江戸東京博物館「発掘された日本列島 新発見考古速報2015」展
けや木の平団地遺跡・人体文付深鉢
けや木の平団地遺跡・人体文付深鉢

けや木の平団地遺跡出土「人体文付深鉢」は、まるで縄文時代の巨神兵

近年の発掘成果をトピックスとして速報展示する「発掘された日本列島 新発見考古速報2015」が、江戸東京博物館(東京・両国)を皮切りに、全国を巡回する。
会場に入って、まず目を引いたのが、ナウシカに出てくる巨神兵のような文様が表現された、けや木の平団地遺跡「人体文付深鉢」(岩手県滝沢市)だ。

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白亜紀鳥類の全身骨格化石、日本初の発見

 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は白亜紀前期の地層から、日本で初めてとなる中生代の鳥類全身骨格化石が確認されたと発表した。2015年1月6日〜2月1日の期間、同博物館にて展示する。
 この鳥類化石は、福井県勝山市北谷の恐竜化石発掘現場より2013年8月に発見されたもので、化石のクリーニング作業によってほぼ全身が保存された骨格化石であることが判明した。骨格の特徴から、白亜紀前期の原始鳥類のうちでも特に原始的な形質を持つグループであると見られている。

明治・大正期の兵器支廠を博物館に[石川県立歴史博物館]
石川県立歴史博物館
石川県立歴史博物館

緑の中に年季の入った3棟の赤レンガの建物が見えてくる。これが石川県立歴史博物館

訪れると、まずその建物のインパクトに驚かされる。長さ約90mの赤レンガ建物3棟が平行に並び、その真ん中に通路が設けられている。田楽を3つ、横に並べて脇腹から串刺しにしたような姿を思い浮かべればいい(食べにくそうだが…)。入口は田楽の部分にはなく、串の途中にある。

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深海にただよう火の玉?[ザラビクニン]
ザラビクニン@登別マリンパークニクス
ザラビクニン@登別マリンパークニクス

 表層では暖流の影響を受けている日本海だが、海底では四季を通じて水温が0〜2度という「日本海固有水(日本海固有冷水)」と呼ばれる冷水域がある。

 冷水域には、ホッコクアカエビやベニズワイガニなどがおり、日本海がエビやカニの産地として有名なのはこの冷水魂のおかげといってもいいのだが、なかにはこのザラビクニンのような不思議なかっこうの魚も。

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