山口県カテゴリーの記事

景清洞で発見の新種ムカデ、カゲキヨツメジムカデと命名
news

秋吉台(山口県)の鍾乳洞・景清穴(景清洞)で新種のジムカデが発見され、採集した洞窟名にちなんで「カゲキヨツメジムカデ」と命名された。2019年3月に国際学術雑誌の「ZOOKEYS」で新種記載の論文が発表された(法政大学プレスリリース)。

続きを読む

博物館で新種に出会う(新種展示情報)
museum

春だから……というわけではないが、各地の博物館で新種の展示が相次いでいる。いずれも当該博物館での研究成果を反映したものだ。

北九州市立いのちのたび博物館(北九州市八幡東区)では、国内で57年ぶりに見つかった新種のタニガワナマズを 続きを読む

ミニ火山と池のなかの海[笠山・明神池]
笠山(山頂からの眺め)
笠山(山頂からの眺め)

 萩は歴史の町として有名だが、自然史的にも興味深いエリアである。
 萩市から山口市にかけては阿武火山群と呼ばれる50あまりもの火山が分布している。萩沖には見島、大島、羽島などの島々が浮かんでいるが、これらがすべて火山なのである。
 なかでも一番若い火山が、萩郊外の海岸に陸続きになってこんもりと盛り上がっている笠山(標高112m)だ。約1万年前に噴火し、「日本一小さい火山」として観光ガイドに紹介されることもある。火山の定義は各種あるので科学的な言い方ではないが、眺めてみると確かに小さい。

続きを読む

萩博物館、今夏は「最恐!危険生物アドベンチャー」

 歴史の町・萩にたたずむ萩博物館(山口県萩市)では、毎年夏に自然史系の企画展が行われる。その素晴らしさは当サイトでもお伝えしているが、2012年夏の企画展「最恐!危険生物アドベンチャー」(2012年7月7日〜9月9日)は、開幕2週間で来場者数が1万人を超すなど好調な出足を見せている。

続きを読む

広大なスケールで仕掛けられたトラップ[秋吉台]
秋吉台
秋吉台

 カルストとはもともとスロベニアの地名だったという。それが地理用語になり、石灰岩地特有の溶蝕地形をさすようになった。
 ここ、秋吉台は日本最大のカルスト台地である。
 展望台から眺めると、草原に白い石灰岩柱が林立し、羊の群れのようにも見える。
 この景観は、毎年春に野焼きを行うという、人工的な努力によって維持されている。駐車場のちょっと脇に入ると、石灰岩柱の上に草木が生い茂っている光景が目に入る。野焼きを行わないとこんなふうになってしまうのだろう。

続きを読む