読めなくても大丈夫!「中世の古文書」展にブロガー招待

国立歴史民俗博物館「中世の古文書〜機能と形〜」展

 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)では2013年10月8日〜12月1日の期間、企画展示「中世の古文書〜機能と形」を開催するが、それに先立ち、内覧会にブロガー20名を招待する。

 古文書は読解という、高校の古文の授業を彷彿とさせるようなイメージがつきまとうが、同展は「読めなくても大丈夫!」をキャッチフレーズに、様式や文字の書き方、素材、大きさなどに着目した企画展となる模様だ。

 同展担当者のツイッター@kojima_sakura曰く、

起請文は悲しい物です。相手を信用せず、嘘をつくと思っているから書かせる。つまり書かせること自体が裏切られることを前提にしている。「A子、きっと幸せにする。結婚してくれ」「ホント?じゃ起請文書いて」「よし。幸せにできなかったら八万四千の毛穴ごとに神罰を蒙る」・・とはしないですよね。

だから文書というのは単なるテキストデータではないのです。差出した人間の身体に発して何かの意味を伝え残そうとする物。物としての呪術性がある「お札」的なものです。「文書フェティシズム」と表現した方がいるほど日本人は文書が好きですが、それはこのような文書の物神性によるのかもしれません。

——というような感じで、古文の読解とは異なった切り口から義経、頼朝、尊氏、信長、秀吉ほか有名無名の文書にアプローチする。

 ブロガー招待は、2013年10月2日までにメールで申し込む。内覧会は10月7日15時より開催。参加者には企画展の図録(222ページ、オールカラー1900円相当)が進呈される。