古墳時代のよろいをまとった人骨が出土。12日限定で一般公開

 群馬県で出土した古墳時代のよろいをまとった人骨が、2012年12月12日限定(10〜15時)で一般公開される
 榛名山噴火で被災した犠牲者と見られ、着装状態での発見は全国初の事例。

 人骨が発見されたのは、群馬県渋川市の金井東裏遺跡。今から約1500年前の古墳時代後期に噴火した榛名山二ッ岳火山灰層から、よろいを身に付けたままの成人男性の人骨が見つかった(群馬県の文化財保護課及び埋蔵文化財調査事業団が2012年12月10日発表)。

 古墳などから発掘されることがあるよろいだが、着装した状態で発見されたのは全国的に見ても初めて(同事業団)で、且つ古墳時代に被災した人骨が発見された例もないという。古代史と災害史の両方の点から、貴重な発見例になると思われる。
 群馬県埋蔵文化財調査事業団では、急遽、2012年12月12日の10〜15時の間、遺跡現地にて一般公開を行うことを決めたが、よろいや人骨の状態は極めてもろく、1日限りの公開となる予定。