[今日は何の日]和同開珎登場の日

『続日本紀』の和同開珎に関する記述

『続日本紀』(江戸時代写。国立国会図書館蔵)に見られる和同開珎に関する記述。正月に武蔵国秩父郡が和銅を献じ、5月に銀銭を使用させたとある(傍線部分)

708(和銅元)年の5月11日、和同開珎(銀銭)が発行された。8月10日には銅銭も発行される。
この年の正月に、武蔵国秩父郡(現・埼玉県秩父市)で産出した自然銅を朝廷に献上したのが鋳造のきっかけとされており、埼玉県秩父市は同地を「通貨発祥の地」と称している(なお、和同開珎より古い貨幣として富本銭が存在するが、大量に流通していたかどうかは不詳)。

ところで、この和同開珎であるが、じつは現在も流通している。

地元商工会議所と商店連盟連合会が提携して、1999(平成11)年11月に発行した秩父市共通商品券「和同開珎」がそれだ。

登場時に「13世紀ぶり流通」と宣伝された同商品券は、2002(平成14)年からは有効期限がなくなり、贈り物として、記念品として、あるいは埋納品としてうってつけである。歴代「和同開珎」 はこちら