鹿児島見物のお役立ちスポット[鹿児島県立博物館]

鹿児島県博

 はるばる南国九州は鹿児島にやってきた。まず、何はともあれ桜島観光だろうか。次は、磯庭園か。あるいはネイチャー系が好きな人だったら「いおワールド かごしま水族館」もいい。鹿児島湾から南西諸島の海に至るまでの様々な魚種が展示され、ジンベエザメが泳ぐ黒潮大水槽などが人気だ。
 だが、その前にぜひこの鹿児島県立博物館に立ち寄りたい。

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 自然系の総合博物館で、「鹿児島の海」「鹿児島の山」などに分けられて展示されている。例えば、「鹿児島の川と湖沼」のマングローブの林。どのような植物からなり、水中にはどのような生き物がいるのかが、ジオラマと標本で再現されている。「鹿児島の大地」では、桜島の噴火の歴史や規模が映像とパネルでわかるようになっている。
 ここでしっかりチェックしておけば、「かごしま水族館」に行ってから同館の目玉である、生きた植物を植えて再現したマングローブの水槽がよりわかりやすくおもしろくなる。実際の植物が模型と同じような格好で芽を出していたりする。また、ジオラマでは透明だったマングローブの水面下が、実物は泥水でかなり濁っているということも実感できる。

鹿児島県博

 また、畜産についての展示が充実しているのもこの博物館の特徴だ。ブタやニワトリの品種改良と変遷やサトウキビ、桜島大根についての展示、さらに芋焼酎の原料として欠かせないサツマイモのジオラマまである。これなどは、かごしま黒豚に舌鼓を打ったり、お土産を買ったりする前に、ちょっとしたミニ知識を仕入れていくのに最適である。
 よく「道の駅」などに、地域の物産を紹介している展示コーナーがあるが、それのもっと専門的なものとして、鹿児島観光に活用できるスポットである。入館無料なのもうれしい。

鹿児島県立博物館
住所 鹿児島県鹿児島市城山町1-1
TEL 099-223-6050
開館 9:00〜17:00(月曜と年末年始、整理点検日は休館)
入館料 無料(プラネタリウムは有料)
交通 鹿児島市電天文館通駅より徒歩7分
開館年 1953(昭和28)年3月
ワンポイント 別館として考古資料館と恐竜化石展示室、プラネタリウムが近接する。