[今日は何の日]踏み忘れの日

長嶋茂雄、1塁を踏み忘れる

プロ野球巨人軍、長嶋茂雄選手が本塁打の際、1塁を踏み忘れてアウトになったことを報じる翌日付の新聞

1958(昭和33)年のこの日9月19日、長嶋茂雄が一塁を踏み忘れて幻のホームランとなる珍事が起きた。

巨人−広島の23回戦、1−1の同点で迎えた5回裏のこと。長嶋は1ボール2ストライクから高目の速球を左中間へ叩き込み、後楽園球場のファンの歓声を浴びてホームイン。ところが、新しい球が投手にわたると、それが一塁へ転送され、塁審がアウトの宣告をした。記録はピッチャーゴロ。結局、試合は2−4で広島が勝った。

この珍事に対し、野球評論家からは「プロとして恥ずかしいプレー」との声もあった。

だが、われわれは日々これと同じようなことをしているのかも知れない。

例えば、子どもの弁当持参の日を失念して、弁当を作り忘れたりとか、自分からアポを取りながら先方への訪問を忘れたりとか、家の鍵をかけずに遊びにいってしまったりとか……。そういうことをしたことない者のみが、この長嶋の珍プレーを嗤えるのである。

というわけで、今日を「踏み忘れの日」として、ケアレス・ミスに注意する日としてはどうだろうか。