[今日は何の日]見あげてごらん、夜の月を

寛一・お宮像@お宮の松(静岡県熱海市)

静岡県熱海市の「お宮の松」に建つ、寛一・お宮像

今日、1月17日は、尾崎紅葉の小説『金色夜叉』で、主人公の寛一が熱海の海岸で、許嫁の自分を裏切り金持ちのところに嫁ぐお宮を詰問して足蹴にした日。

寛一は「1月17日を覚えておけ!来年、再来年、10年経っても忘れはしないぞ。今月今夜の月は僕の涙で必ず曇らせてみせる」とまでいいきった。そのため、「寛一曇り」なる天気言葉までできたとか。

というわけで、昭和のごく中期までは、1月17日といえば寛一お宮の日なのであった。現場の「お宮の松」へはJR東海道本線熱海駅より徒歩15分。
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「金色夜叉」寛一・お宮@博物館明治村の呉服座

博物館明治村の呉服座(くれはざ)に架けられていた「金色夜叉」の看板。寛一がお宮を足蹴にするシーンが描かれている

一方、この日は必ず吹雪になるといわれているのが、山形県米沢市の「笹野観音初十七堂祭」

古くは12月17日に行われていたそうだが、戦後になって1月に変更したことが観音様のお気にさわったのか、この日は必ず吹雪になる(米沢市商工観光課)とのこと。健康祈願の火わたり荒行が行われる。
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