用途不明の出土品ばかりを集めた特別展 奈良で

museum

奈良市埋蔵文化財調査センター(奈良市大安寺西)では、特別展「ナニこれ!?—平城京出土の用途不明品」を、2020年9月1日~11月20日の会期で開催中(チラシPDF)。
奈良市教育委員会が平城京の発掘調査を開始して41年。数多くの考古資料の中には、使い方がわからない、用途不明品とよばれるものがある。今回、これらを初めて、特別展としてまとまった形で公開展示する。

使い方がよくわからない謎を秘めた遺物や、仕切りのある須恵器壷、極端にサイズが小さいミニチュアの瓦や土器。呪術関係と思われるが、何を願ったのかは判然としない、人形(ヒトガタ)や人面墨書土器。さらに、落書きや習書とは思えない、意味のわからない墨書・墨画のある遺物など、約260点が展示される。

会場には、来場者が思いついた用途を投函することができる「御意見箱」も設置されているので、自らの推理で永年のナゾにピリオドを打つことができる……かも。

なお、同施設は土・日・祝日が休館(10月17日、18日、11月3日、7日は開館)なので、訪れる時は要注意。