アマビエ、新型コロナ後に初の公開 姫路で

肥後国海中の怪(アマビエの図)

アマビエを描いた唯一の資料が新型コロナ流行後、初の公開。「肥後国海中の怪」(京都大学附属図書館所蔵)より

昨今の新型コロナウイルス感染症流行に際して、SNSで話題になった江戸時代の妖怪「アマビエ」。
その姿を描き写した摺り物は京都大学附属図書館にただ1点伝わるのみであるが、このアマビエ画が、兵庫県立歴史博物館(兵庫県姫路市)の特別展「驚異と怪異—モンスターたちは告げる」で公開される(会期:2020年6月23日〜8月16日)。

アマビエは新型コロナ流行後、初の公開となる。
神戸新聞web版2020年6月10日付によれば、〈当初、目玉には位置づけていなかったダークホース〉で、兵庫県立歴史博物館学芸課長も〈「企画段階では無名だった。こんなに有名になるとは」〉とコメント。〈人気を受けた混雑を警戒し、予定より広い場所でお披露目される〉予定だ。

同展は当初4月より開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、開催が延期されていた。
ライデン国立民族学博物館所蔵の人魚やろくろ首のほか、件(くだん)の剥製、河童の頭などを展示。洋の東西の怪物の伝承などを取り上げ、その文化史的な意味について考える。

オンラインチケットによる事前予約制で開催し、混雑を緩和するため、入場制限を行う場合がある。
また、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、今後、会期の再変更もあるという。なお、当初予定されていた講演会やトーク、アカデミー講座などは中止となっている。