ノンフィクション作家・保阪正康の特別展、札幌で

昭和史、とりわけ戦前期の軍人や政治家の研究者として知られているノンフィクション作家・保阪正康を取り上げた特別展「ノンフィクション作家・保阪正康の仕事—「昭和史」との対話」が、氏の出身地である札幌の北海道立文学館(札幌・中島公園)で開催中だ(チラシPDF)。会期は2019年8月31日~11月7日。

展示では、150冊の著作から浮かび上がってくる「昭和」像に迫るとともに、保阪の背景にある、幼少期に見た北海道の昭和を取り上げる。

保阪は1939年生まれ、出版社の編集者を経て執筆活動に入り、昭和史の実証的な研究を続けてきた。菊池寛賞、和辻哲郎文化賞などを受賞。
自ら研究会を主宰し、日本の近現代史を検証し続ける氏の姿勢とその功績は、昨今のような論拠の薄弱な政治本・歴史本が乱舞する時世においては、なおのこと学ぶところが多いと思われる。