河童の飼育水槽を準備、葛西臨海水族園で

葛西臨海水族園・淡水生物館

葛西臨海水族園が準備した河童の飼育水槽

葛西臨海水族園(東京都江戸川区)の淡水生物館内に、河童の飼育水槽が登場した。
もし、河童を飼うとしたらどのような飼育環境が必要かということで、〈飼育係が工夫を凝らして本気でつくった!?〉(同館サイトより)もので、企画展示「河童を飼ウの法」として、2019年8月10日~10月15日の期間限定で開設される。


葛西臨海水族園・淡水生物館

エサは好物のキュウリのほか、タンパク源としてアユを用意

河童の体長は25cm程度と、やや小ぶりの個体を想定しているようだ。水槽は陸地と水辺に分けられている。陸地は横になって休めるぐらいのスペースを確保、水辺は水温をやや冷たく設定し、水草を植えて隠れ場所を作る。

葛西臨海水族園・淡水生物館

飼育する河童は体長25cm程度を想定。陸地と水辺に十分なスペースを確保したほか、頭のお皿の給水用に天井から水をしたたらせる

水槽の上に架けられた樋からは水が落ちてくる。頭のお皿から水がこぼれてしまってもすぐに給水できるように、という仕掛けだそうだ。実際に河童を採集するにあたっての作戦メモなども公開。
河童が暮らしていける水辺環境とはどのようなものなのかについて思いをめぐらせてみたい。

葛西臨海水族園・淡水生物館

実際に採集する上での作戦メモなども公開されている

なお、会場では〈飼育水槽は準備できたので、あとは河童を捕まえるだけ!〉(同前)ということで、河童にまつわる情報も募集している。

葛西臨海水族園・淡水生物館

会場では河童の目撃情報を募集中!


葛西臨海水族園・淡水生物館

淡水生物館はガラスドームの本館を正面に見て、左手の遊歩道沿いに位置する。湖沼や渓流の大型水槽(写真)や、カジカガエルなどの飼育展示もある

また、同館は2019年8月16日までの期間、開園を20時まで(入園は19時まで)延長する「Night of Wonder——夜の不思議の水族園」を開催中。館内および水槽の照明を落とし、実際に魚の夜の行動が観察できるようにするほか、ウミホタルの発光実験などが行われる。

葛西臨海水族園

2019年8月16日までは、開園時間を延長した「Night of Wonder——夜の不思議の水族園」を開催中