三次もののけミュージアム開館

妖怪伝説『稲生物怪録(いのうもののけろく)』が伝わる広島県三次市に、2019年4月26日、三次もののけミュージアム(湯本豪一記念日本妖怪博物館)が開館した。
当地には、稲生平太郎という16歳の若者の前にさまざまな妖怪が現れるが、平太郎がそれらの肝試しに勝ち、妖怪たちは退散するというエピソードが絵巻物などの形で伝わっている。

同館はこれらの資料を所蔵するほか、妖怪研究家で川崎市市民ミュージアムの学芸室長などを歴任した湯本豪一氏から、約5000点にも及ぶ妖怪コレクションの寄贈を受け、さまざまなテーマでの企画展示を予定している。
2019年4月26日からは開館記念展「妖怪文化の精華~湯本豪一コレクションの粋~」(7月2日まで)および常設展示「日本の妖怪」、常設展示「稲生物怪録」が開催される。

2019年4月28日には、オープニングイベントとして「もののけシンポジウム」(三次市民ホールきりりにて、先着900名)を開催。湯本豪一氏と荒俣宏氏らのパネルディスカッションが行われる。

なお、西日本豪雨(2018年)の影響で、現在、JR芸備線が一部区間で不通になっている。広島方面からのアクセスは高速バス利用がおすすめ。