燕市産業史料館がリニューアル

燕市産業史料館

昭和40年頃の燕駅前をあらわしたジオラマ。金属加工の町・燕では道に金属クズが落ちていることが多く、タイヤのパンクが非常に多かったという

燕市産業史料館(新潟県燕市)が、2019年4月19日、リニューアルオープンした。スプーン製作やタンブラー鎚目入れなどの体験ができる体験工房館を新設したほか、本館展示もリニューアルした。
同館はリニューアル工事のため、2018年7月1日から休館していた。

体験工房館では、金鎚で表面を叩いて模様をつける「純銅タンブラー鎚目入れ体験」「洋白ショットグラス鎚目入れ体験」、プレスでの型抜きから始まる「洋白コーヒースプーン製作体験」、チタンを酸化被膜処理する「チタン製アイスクリームスプーン酸化発色体験」などが、予約不要で体験できる。

展示は、江戸時代の和釘生産に始まり、銅器を得意としていた燕が、金属産業の町として歴史を重ねていく様子が、金属作品やジオラマ、作業場の再現展示などから構成されている。

「伝統工芸」と「最先端の加工技術」というのは、一見、まったく別のものと思われがちだが、どちらも町の地場産業の積み重ねから成り立っていったものであることがよくわかる展示になっている。