[今日は何の日]太陽系外からの使者きたる

2017(平成29)年の今日、ハワイの天文台が時速13万8000kmの高速で移動する光体を観測。当初、太陽系内から飛来した彗星か小惑星と考えられたが、軌道を計算した結果、太陽を周回するには速度が速すぎることなどから、太陽系外から来た「恒星間天体」と確認された。恒星間天体が観測されたのは史上初。

この天体には、ハワイ語で「遠方からやってきた最初の使者」という意味の「オウムアムア(Oumuamua)」という固有名が付けられた。明るさが大きく変化することから、細長い葉巻のような形の天体(一説に幅40m、長さ400m以上)が高速で回転しているのではないかと見られている。

オウムアムアは、太陽系外から接近し、太陽と水星の間を通り抜け、太陽の重力で軌道を変えて、2017年10月14日に地球から約2400万kmまで接近。その5日後にハワイの天文台がこれを観測した。その後、火星の軌道を越えて太陽から遠ざかっていった。オウムアムアが彗星か小惑星かについては、なお議論が続いているが、太陽から離れていくにつれて暗くなり、現在では撮影できないほどの明るさになっているという。