昭和の旅のベストセラー、「ブルー・ガイドブックス」が復刻

実業之日本社は、1961(昭和36)年に創刊した旅行書「ブルー・ガイドブックス」を電子書籍およびオンデマンド出版で復刻する。
ブルー・ガイドブックスは、「旅と山の新しい総合案内書」のふれこみで創刊され、国内旅行、とくにハイキングや登山のガイドブックとして人気を博した。

インターネットなどの情報収集手段がなく、またツアー旅行も現在と違ってバリエーションに乏しかった昭和中〜後期において、旅行ガイドは情報を収集する手段として欠かせないものだった。同書は、郷土史家や作家、登山家、写真家、自治体および観光関係者など、その土地をよく知る人物を著者に立て、現地取材によって作り上げている。
そのため、当時のその土地の風土や地域文化、さらには旅行スタイル、日本人の観光観といったものをうかがえる資料として読み込むこともできるだろう。

復刻は、昭和36〜37年にかけて登場した『上高地』『奥武蔵と比企丘陵』『アルプス縦走』『谷川岳と上越の山』『能登半島』『瀬戸内海』『三浦半島と南房総』の計7タイトル。

電子書籍はAmazonサイト、オンデマンド出版は三省堂書店オンデマンドにて発売されている。