切手趣味週間(1965年)

切手趣味週間「序の舞」(1965年)

4月は切手趣味週間なので、絵画などの美術作品を題材にした記念切手が多く見られる。1965(昭和40)年4月20日に発行された切手は、上村松園(1875-1949)作の「序の舞」を図案としている。切手サイズも3.5cm×5.0cmと大型で、気品を感じさせる出来映えだ。
絵画の「序の舞」は、1936(昭和11)年の文展招待展に出品され、東京美術学校(現・東京藝術大学)の収蔵となった。〈近代美人画の最高傑作〉(東京藝大サイトより)との呼び声がある作品だが、近年、絵具の剥落などが見られ、展示することがままならなかったという。そのため、2015(平成27)年から本格修理を行い、今春、東京藝術大学大学美術館の「東西美人画の名作」展で、修理完成記念の一般公開が行われている。同展は2018年5月6日まで。