世界最古級石器でたどる人類の進化、東京大学総合研究博物館で

東京大学総合研究博物館

ホモ属の進化と石器テクノロジーの変遷をたどる特別展示「最古の石器とハンドアックス」展、2018年1月28日まで

人類起源の地であるアフリカ。そこから出土した石器の変遷を追うことは、人類の進化を考える上で、貴重な知見を与えてくれる。
エチオピアで出土した、世界最古級石器などを特別展示した「最古の石器とハンドアックス」展が、東京大学総合研究博物館(東京都文京区)で開催されている。会期は、2017年10月20日〜2018年1月28日。

ハンドアックスとは、石材の両面を加工して斧のようにした石器のこと。ホモ属の系統が出現した250万年前ごろの原初的な石器が、ハンドアックスの形状になり、さらに段階的に発達して、洗練化・シンボル化してゆく様相を、エチオピアの貴重な研究標本をもとにたどる。

これらの石器には、似たような形に成形されているものもあり、そこに「似た形につくろう」というデザインの萌芽をうかがうことができるという。会場には、代表的な化石頭骨のレプリカが復元身長と同じ高さで展示されており、空間全体で、人類進化の変遷を感じることができる。

また、本展に連動して、インターメディアテク(東京都千代田区)でも特別展示「デザインの始まり—最古石器から握斧(ハンドアックス)へ」を開催中。こちらの会期は2017年12月12日〜2018年4月8日。