[今日は何の日]ラスコー洞窟発見の日

国立科学博物館「世界遺産 ラスコー展」

今から2万年前、クロマニョン人によってラスコーの洞窟に壁画が描かれた。国立科学博物館「世界遺産 ラスコー展」の複製展示より

1940年の今日、フランス・モンティニャック村のマルセル・ラヴィダ少年が友達3人と秘密の地下通路探検に出かけた。4日前に少年の飼い犬が穴に落ち、その時に発見したのだ。

ありあわせのランプを手に穴に入ったところ、地下通路だと思っていたそこは洞窟で、中には無数の壁画が描かれていた。

この子どもたちの話を聞いた村の教師が5日後に洞窟に入って驚き、先史学者の神父に連絡をした。こうして約2万年前にクロマニョン人によって描かれたラスコー洞窟の壁画の存在が明らかになることになる。

国立科学博物館「世界遺産 ラスコー展」

クロマニョン人の実物大復元模型。国立科学博物館「世界遺産 ラスコー展」の展示より

なお、ラスコー洞窟は1960年代に、観客の出す熱と二酸化炭素のために壁画が急速に劣化していることが判明し、洞窟は閉鎖されている。
なので、現地に行っても実物を見ることはできず、現在は、実物と同じ規模の洞窟を近くに造り、そこで複製壁画を公開するという凝ったことをしている。