「本で楽しむ博物館」をコンセプトにした書籍、河出書房新社から発売

『ニセモノ図鑑 贋造と模倣からみた文化史』

国立歴史民俗博物館の2015年企画展で話題となった「大ニセモノ博覧会」を書籍化した、『ニセモノ図鑑 贋造と模倣からみた文化史』。真贋を超えたニセモノの世界を紹介

2016年秋、河出書房新社から「本で楽しむ博物館」をコンセプトにした書籍が刊行。まずは10月に国立歴史民俗博物館の2つの人気企画展をベースにした、『ニセモノ図鑑 贋造と模倣からみた文化史』『読めなくても大丈夫! 中世の古文書入門』が刊行。

さらに、11月末には奈良文化財研究所の監修で『平城京のごみ図鑑 最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』が刊行されました。これらの書籍では、博物月報の主宰も企画・構成でお手伝いさせていただきました。

出版社が博物館を取り上げる場合、ガイドブックか企画展とのタイアップが多く、終わった企画展にはあまり目が向けられてはいません。でも、終了した企画展こそ、ギャラリートークや展示の工夫の成果など、図録には収録できない「熟成された旨味」が盛り込めるのではと思って立案した企画でした。

『読めなくても大丈夫! 中世の古文書入門』

国立歴史民俗博物館2013年企画展「中世の古文書〜機能と形〜」をベースとした、『読めなくても大丈夫! 中世の古文書入門』。読めなくても楽しめる、古文書の世界へ誘う!

「らんぷの本」などのシリーズで、博物館の展示・研究そのものを取り上げる実績のある河出書房新社がその構想に乗ってくれました。企画展に限らず、博物館の持っている「知」をアウトプットする、ひとつの道筋が作れたら、と思っております。

『平城京のごみ図鑑 最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』

奈良文化財研究所・平城宮跡資料館の2015年夏のこども展示「平城京ごみずかん」を、大人も楽しめるように大幅加筆。最新の考古学的知見を盛り込んだ『平城京のごみ図鑑 最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』