りんご100年記念(1975年)

りんご100年記念(1975年)

1975(昭和50)年9月17日発行。日本におけるリンゴ(西洋リンゴ)の植栽は、1872(明治5)〜1876(明治9)年にかけて、北海道の開墾場、通称「七重官園」で本格化した。七重官園の前身はプロシア人のガルトネルが借り受けていた農業用地で、1869(明治2)にはリンゴの苗木を取り寄せていた。では、この「りんご100年」に相当する1875(明治8)年は何かというと、青森県に内務省勧業寮からリンゴ苗木3本が配布され、植栽した年だという。青森県では、1975年に記念碑を除幕するなどして盛大に祝ったそうだ。その意味では、「青森りんご100年記念」なのだが、同県は2位の長野県に圧倒的な差をつけて、全国の半分以上の生産量を誇っているので、とくに異論はでなかったのであろう。青森りんごの歩みは、日本のリンゴの歩みというわけだ。