多摩動物公園の「ライオンバス」、2016年3月末で休止

多摩動物公園・ライオンバス

1964年に登場したライオンバス。現在のバスは5代目。累計乗車人数は2000万人に達する

多摩動物公園(東京都日野市)のライオンバスが、いよいよファイナルを迎える。ライオンの放飼場をバスで観覧する世界初の試みとして、1964(昭和39)年に登場したが、発着場の耐震化などの施設改修が必要となったため、2016年3月31日を最後に当面休止させる。再開時期は未定。

これに伴い、「さよならイベント」を開催中だ。

2016年3月28〜31日の期間、ライオンのぬいぐるみなどが当たるスクラッチくじを各日先着3000名に配布するほか、ウォッチングセンターではパネル展示「アフリカに生きる動物たち」が行われている。

また、「くらべてみよう!ライオンバスと路線バス」と題して、〈ライオンバスと路線バス各1台を展示し、普段遠くからしか見ることができないライオンバスを間近に観察し、路線バスとの違いを発見〉(同園サイトより)するというイベントが、2016年3月22、24日に開催される。間近に観察して、見比べようというところがなんとも動物園的な催しである。

なお、改修工事中はライオンの展示も休止となるが、放飼場の一部を仮囲いして、園路からライオンを観覧できるようにする予定だ。

多摩動物公園・ライオンバス

人目を引く外観のライオンバスの発着場は、ケニア共和国のナイロビにある回教寺院をモデルに造られた