富士山頂気象レーダー完成記念(1965年)

富士山頂気象レーダー完成記念(1965年)

運用を開始した同年3月10日に発行。日本で一番高い富士山頂にレーダーを造り、南方から接近してくる台風を、早期に発見しようという使命を帯びて着工されたもので、ヘリコプターでドームを運び上げ、基地にかぶせるという難事業を経て完成をみた。
北は札幌、西は九州のざっと半分、南は小笠原諸島まで観測でき、しかも東京の気象庁から遠隔操作ができるという画期的なレーダーで、切手を発行して祝いたくなったのも当然だろう。事実、このレーダーが台風などの防災に果たした役割は大きい。
その後、気象衛星の登場などによって1999(平成11)年に役割を終え、現在では麓の山梨県富士吉田市で「富士山レーダードーム館」として余生を送っている。