日本初の「送水口博物館」が新橋に開館

送水口博物館

消火栓や連結送水管部品を扱う、株式会社村上製作所の創業80周年記念事業としてオープンする

日本初となる送水口博物館が、2015年11月21日、新橋に開館。消火栓や連結送水管部品を扱う、株式会社村上製作所の創業80周年記念事業としてオープンするもの。

大型の建物には、消防車からの送水を建屋内に送り届ける、連結送水管という設備が設けられている。送水口はその受け口に相当し、そこから注水された消火用水は配管を経て建屋内の放水口やスプリンクラーに達する仕組みだ。

送水口はビルの外壁面や消火栓のそばに設けられていることが多い。
昭和中期までの送水口は鋳物製で、当時の重厚なビルディングの壁面を重々しく飾っていた。東日本大震災(2011年)を機に、多くのビルディングが解体処分されるなか、村上製作所では、歴史的価値が特に高いとされるオールド送水口数点の回収を行い、これを近代消防史の歴史の一環として展示することにしたという。

当面は、社業と兼務して運営されるので、木曜・土曜を中心とした不定期開館になる模様。開館日・開館時間は同館サイトにて告知される。

なお、送水口ナイト実行委員会によるオープニングイベントとして、「新橋ミニ送水口ウォーク」(2015年11月22日)トークショー「送水口語り」(2015年11月28日)の開催が予定されている。